こんにちは!watari-doriです。
最近、許せないニュースを見ました。
2019年2月の時点で世間を騒がせている、俳優の事件です。
相手の家に一人で行かなくてはならない派遣型マッサージ、という弱い立場の職種の相手に対する卑劣な犯罪です。被害にあわれた方は、これから仕事を続けられるのでしょうか?恐怖で続かないかもしれない、と思うと気の毒で仕方ありません。
実は私も、派遣型マッサージを受けたことがあります。
もう10年以上前ですが、とても助けられたので、派遣型マッサージの方々を励ましたく思いこの記事を投稿します。
双子を生んだあと、身体がおかしくなった。…しかもワンオペ育児。
12年前、男子の双子を出産しました。
初めての子供(達)、見知らぬ土地、仕事で帰ってこない夫。
今でこそ「ワンオペ育児」なる言葉がありますが、当時の自分もまさにそのような状況でした。
しかも双子の子供たちは未熟児+一人はNICU(新生児集中治療室)帰りのせいかヒステリックに泣きわめきます。
おそらく、育児ノイローゼと産後うつの両方が生じていたのだと思います。気分転換に外に出ようにも、双子を抱えていくのは大変。かなり鬱々とした日々でした。
そんな時、自分の街に出張セラピストさんがいることを知りました。
都会ではありませんが、そこそこ人が多い地域だったのでそんなサービスがあったのだと思います。
値段は、格安ではないけどへそくりで何とかなりそうな位。
藁にも縋る思いで電話をしました。
出張セラピストさんに癒される時間
双子の赤ちゃん達はまだ寝ている時間の方が長かったので、セラピストさんが来た時もすやすやと寝ていてくれました。
来てくれたのは、30代くらいの女性セラピスト。寝ている双子に驚きながらもさっそく私のマッサージに取りかかってくれました。
1回40分。たしか4000円くらいだったと思います。
もちろんマッサージもしっかりしてもらいつつ、施術の間は雑談につきあってくれました。ストレスと疲れで凝り固まった心身がとても癒されました。
出産後半年でその土地を離れるまで、何回かその女性にはお世話になりました。
今でも彼女には感謝しています。
新生児の世話中心の慌ただしい生活の中で、あの時間だけはゆったりと過ごせましたから。
お客さんは「神様」かもしれないが、害悪を与える存在はもはや「神様」ではない
そこに、今回の事件です。マッサージの女性に性的暴行した俳優は、彼女たちの仕事をどう思っていたのでしょうか。
客だから何でもしてよい、という考えだっだのか。
出張で来る相手なら乱暴しても良い、という自分勝手な思いもあったのか。
何とも自分勝手な許せない人です。
カスタマーハラスメントという言葉が流行っていますが、相手を傷つける人間は、もはやお客ではないと思います。
今回の事件をきっかけに、出張マッサージの従業員を守る規則ができることを祈ります。
最後までお読みいただきありがとうございました!watari-dori